クルド語で選挙運動した4人、連行される
2007年07月19日付 Yeni Safak 紙
イスタンブル1区選出をめざすウフク・ウラス議員候補者の選挙広報カーに同乗していた4人が、クルド語で広報活動を行ったとして警察に連行された。
高等選挙委員会が定める「トルコ語以外の言語での選挙活動禁止」という条項に違反したことが明らかになった4人は、裁判所へ送られた。
入手した情報によると、アブドュルラフマン・ガーズィ地区でクルド語のスローガンと歌を用いた広報活動が行われているという知らせを受けたスルタンベイリ郡警察署の署員たちは、ファーティフ通りでイスタンブル1区から立候補している無所属の候補者ウフク・ウラス氏の選挙カーを発見した。警察は、車に備え付けたメガホンからクルド語のスローガンが流され、またクルド語の歌が流されるのを確認し、4人を拘束し選挙カーも使用禁止とした。
高等選挙委員会が定める規定の第246条「トルコ語以外の言語での選挙活動禁止」の第8項と、選挙基本法第298条に反する行動をとったことが明らかにされたハリル・カンディルジ氏、エクレム・マフトール氏、アイハン・オール氏そしてマフムト・ボル氏は連行された裁判所で釈放された。
スルタンベイリ警察署の関係者は、全ての政党と候補者に選挙違反と規則を伝えたことを明らかにした。
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( 翻訳者:西山愛実 )
( 記事ID:11427 )