レイラ・ザナ氏の発言にエルドアン首相、反発
2007年07月21日付 Zaman 紙

公正発展党の党首であり首相であるレジェプ・タイイプ・エルドアンは、最近(註:クルド地域の)分離に関する発言を行ったレイラ・ザナ氏に反発を示しながら、「検察は動くべきである」と述べた。
エルドアン首相は、リゼ県ギュネイス郡にある家から生放送されたチャンネル7の「埠頭の旗」という番組で質問に答え、「民主市民党所属および無所属の者たちから今日に至るまで語られることのなかった新しい発言があり、レイラ・ザナ氏が『トルコは連邦体制により分割される時がきた』という表現をした」と述べた。「ではこのように述べられたことについてどう考えますか」という質問に対し、エルドアン首相は「辺境の地の者たちのやり方はすべてこれなのです」と述べた。

エルドアン首相は次のように述べた:

「初めてのこのような発言はとても不幸である。不幸である一方で、すぐにこの国の検察は動くべきである。隠されたことは何もなく、公然とこのことが話されたのであり、公然と語られたことである。そしてあなたがたは立ち上がり、この国で分離へのアプローチを、この国を分断しうるような考え方や構造を作り出してはならない、選挙の前日にこのような扇動をしてはならない。私の考えでは、これは初めて法的問題を引き起こしており、非常に僭越なアプローチである。このアプローチに対する起訴を、ともかく法的な判断が必要であると考え、行うことになる。

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( 翻訳者:釘田遼香 )
( 記事ID:11443 )