世論調査会社コンダの予想、他社を驚かせる
2007年07月23日付 Yeni Safak 紙

各世論調査会社は、公正発展党が7月22日に相当な躍進をすることを予測したものの、46.7%の得票結果までは予測できなかった。選挙調査の多くが公正発展党の得票率を40-42%前後だと示した一方で、ただタルハン・エルデム氏が運営するコンダだけは、公正発展党が47%の得票率を越えるだろうと伝えた。

■ コンダは批判の的になった

エルデム氏は、前共和人民党の事務局長であったために、共和人民党に近い陣営から「反デニズ・バイカル活動をしている」や「ありもしない調査を行った」として非難された。同氏は、選挙のわずか前に公表した調査で、公正発展党は47.9%の得票率を得ると発表した。また、共和人民党と民族主義者行動党が獲得する得票率も、ほんの少しのズレはあったものの予測した。コンダの調査では、共和人民党は19.5%、民族主義者行動党は14.1%の票を獲得していた。

他の調査会社であるアナル(ANAR)、ポルマルク(Pollmark)、ソナル(Sonar)、ヴェルソ(Verso)、カフ・アジャンス(Kaf Ajans)、ミル・アラシュトゥルマ(Mir Araştırma)、そしてデモス(Demos)も、公正発展党が40%前後の得票を予測した。多くの調査では、民族主義者行動党の得票率を10~12%前後だと示していた。

■ヨン・アラ(Yön-Ara)の間違い

民族主義者行動党は調査の得票率を少し超え、14.5%の得票率を得た。共和人民党が20%ほどの得票率を得るとした調査の大部分は予想に間違いはなかった。

共和国集会でスピーチをおこなったビルギュル・アイマン・ギュレル氏が運営するヨン・アラは、最も予想を外した世論調査会社となった。共和人民党が信頼を寄せ、ジュムフリイェト紙が報道した唯一の調査であるヨン・アラの調査によれば、公正発展党は選挙で27.5%、共和人民党は25.1%、民族主義者行動党は12.1%の得票率を得るはずであった。

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( 翻訳者:山本裕一 )
( 記事ID:11458 )