仏英首脳会談、ダルフール地方共同訪問の意向を表明
2007年07月21日付 Al-Nahar 紙

■ サルコジ大統領とブラウン首相が協調姿勢 ダルフール訪問の意向を表明

2007年07月21日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面

 フランスのニコラ・サルコジ大統領とイギリスのゴードン・ブラウン首相は、就任後初となる会談で、前任者であるジャック・シラク前仏大統領とトニー・ブレア前英首相の関係に特にイラク戦争をめぐって見られた過去の対立に終止符を打ち、両国政府の確固たる協力の時代を築いていくことを約束した。また両首脳は、スーダン西部のダルフール地方への訪問をはじめとする一連の共同イニシアティヴを公表した。

 5月16日に就任したサルコジ大統領は、6月27日にブレア前首相の後任者となったブラウン首相と1時間半にわたって会談し、ダルフール紛争や気候変化対策、共同防衛計画やテロ対策について協議した。

 サルコジ大統領はブラウン首相との共同記者会見で、「私たちが言及した全ての問題において、連合王国とフランスの関係を強化するとともにヨーロッパ諸国に働きかけるため、協力して行動してゆくという共通の意志がある」と述べた。

(後略)

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( 翻訳者:桑山沙央里 )
( 記事ID:11600 )