大統領選の過程で生じた危機により再編された議会は、第11代大統領の選挙に関する日程を明らかにした。大統領への立候補の受付最終日は8月19日となる。公正発展党(AKP)の要望により、トルコ大国民議会(TBMM)が急いで取り決めた日程によると、大統領選が決着することが期待される第3回目の投票は8月28日に行われる。
トルコ大国民議会の本会議は昨日(10日)新しい議長キョクサル・トプタン氏のもとで初の会合を行った。会議では、前夜に政党間で合意した枠組みのもと、割り当てられている議長評議会メンバーの候補者の名前が読み上げられた。本会議の賛成により議長評議会が成立した。こうして、第23期議会が始動するとともに、第60代内閣成立のために設けられている45日間の憲法上のプロセスが始まった。
トプタン氏は評議会成立のすぐ後に、大統領候補者は8月10日から19日までの間に立候補することになると発表した。本会議での決定に従えば、大統領候補者の受付は8月19日の夜中で終了となる。第1回目の投票日は8月20日、第2回目は8月24日、第3回目は8月28日、第4回目は9月1日に行われる。本会議は、第1回目の投票日まで開かれない。
大統領が第1回目と2回目の投票で選出されるためには、候補者は少なくとも367の票を獲得しなければならない。
■第3回目の投票で選出
共和人民党(CHP)が公正発展党の候補者を支持しない場合、民族主義者行動党も候補者を出す方向性を明らかにしたことにより、選挙は267の票が必要な第3回目の投票で結果が出ると期待されている。
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( 翻訳者:釘田遼香 )
( 記事ID:11623 )