イラク近隣諸国治安委員会、ダマスカスで協議
2007年08月10日付 al-Sabah al-Jadid 紙

■ 合衆国、ダマスカス会合で外国人戦闘員のイラクへの流入を止めるよう要請

2007年08月10日付サバーフ・ジャディード紙(イラク)HP1面

【ダマスカス:各国通信社】

木曜(9日)、イラクの治安情勢を巡るダマスカスでの会議の後、アメリカは、外国人戦闘員のイラクへの流入がより効果的に阻止される事を希望すると表明した。

会議は、シリア、イランも含むイラク近隣諸国が、イラク治安情勢改善のためバグダードに「協力」する事を誓約して終了した。ワシントンは、イラクにおける暴力を扇動しているとして、シリア、イランに疑念を抱いている。

マイケル・コービン駐シリア米代理大使は、声明の中で、「イラクと近隣諸国における治安改善のため、早急に明確な措置が取られるべきであり、特に、罪の無いイラク人を何千人も殺害するようなテロ活動を行う外国人戦闘員の流入の阻止、並びにイラクで暴力行為を行う者達への武器や訓練の供与が停止されるべき」と述べている。合衆国は、イラク近隣諸国、特にシリアに対し、国境監視を強化するよう度々呼びかけている。

ダマスカスで水曜、木曜と開催された同会議には、(関係各国の他)、国連安保理常任理事国である中国、合衆国、フランス、英国、ロシア代表が出席し、コービン代理大使は、「イラク人の安全とイラクの安定確保の必要性」のため、在シリア米大使館関係者が「オブザーバー」として出席したと明らかにした。

シリア、イラク、イラン、ヨルダン、トルコ、エジプト、クウェイト、バハレーンの外務省並びに内務省高官らが出席した同協議の後の声明で、イラク代表ラビード・アバーウィーは、「これらの参加国はイラク政府との協力を決意している」と述べた。同声明によれば、「参加国はイラクとの国境管理、組織犯罪対策、情報交換等につき話し合い、国境管理はイラク近隣諸国全ての責任である事を確認した」。また、参加国は「イラク市民及びインフラを狙うテロと暴力行為」を非難し、「イラクの統一と主権を尊重し、同国の安定と政治プロジェクトを支持」する事を確認した。

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( 翻訳者:十倉桐子 )
( 記事ID:11626 )