チェリキ国民教育相、大統領選では何の問題も起こらないだろう
2007年08月13日付 Zaman 紙
国民教育省のチェリキ大臣は、トルコ大国民議会(TBMM)が自らにふさわしい品格をもって、大統領を選出するだろうと述べた。チェリキ国民教育相は、チャンネル7の「政治アジェンダ」という番組に出演し、最近の問題について質問に答えた。
チェリキ大臣は、大統領選出投票が始まる8月20日から命運をかけた一週間に突入すると述べ、次のように語った。
「国会が自らにふさわしい品格をもってふるまい、大統領を選出するだろうと思います。国会は大統領を選出しなければならないのです。選出できるのでしょうか?選出できなければ、再び総選挙をするしかないのです。
ついこの間、総選挙が行われたばかりです。誰もトルコをこのような冒険に追いやることは出来ないわけです。ですから我々が大統領を選出できるとよいと思います」
チェリキ大臣は、外務大臣兼副首相のアブドュラフ・ギュル氏が、トゥルグト・オザル、スレイマン・デミレル、アフメト・ネジュデト・セゼルと同じ憲法、内規、法律にのっとり、候補になったと述べ、こう語った。
「ギュル氏は、この3人の大統領よりも多くの票を獲得したにも関らず、裁判沙汰にされ、様々なところに引きずられました。国民はこれを教訓にし、承服しかねているのです」
チェリキ大臣は、ギュル外相が、「貪欲で行動にでる人」ではないとも発言した。
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( 翻訳者:田辺朋子 )
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