ボドルムでダムの水位下がり、300年の歴史をもつ集落あらわる
2007年08月17日付 Milliyet 紙
ボルドムで消費される水の70%の水源となっているムムジュラル・ダムの水量が歴史上最も低位となったため、約300年前のオスマン時代から続くチョムレッキ村の隊商宿、水車、水道やタイル工房跡が姿を現した。
ボルドム水中考古学博物館の館長であるヤシャル・ユルドゥズ氏は、「姿を現した建造物は、この地域の典型的な生活様式を示している。このようになっているとは知らなかった。古代のものではありません。このダムから、数百年前の他の遺跡が出てくると信じています」と話した。
ダムの建設に6年従事し、その後ダムの管理を行っているアリ・エルゲン氏(81)も「この地域の泥はとてもいいので、住んでいた人たちは陶芸やタイル製造を行なっていた。陶芸村の廃墟があるといわれていた。全てダムの水の下にあると思う」と話した。
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( 翻訳者:近岡由紀 )
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