有名デザイナー、ギュル夫人のファッションをコーディネート
2007年08月18日付 Milliyet 紙
ウィーン在住のトルコ人有名デザイナーのアトゥル・クトウル氏が、アブドゥッラー・ギュル外相が大統領に当選した際に「ファースト・レディ」となる妻のハイリュンニサ・ギュル夫人のスカーフをコーディネートする準備をしているとフランス通信(AFP)が伝えた。
AFP通信は、クトウル氏がハイリュンニサ・ギュル夫人のスカーフも含めすべての服を新たにデザインすると報告した。
■クトウル氏、AFP通信に語る
クトウル氏はAFP通信に対し「ハイリュンニサ・ギュル夫人は私に、スカーフと服を最も現代的な人から保守的な人まで、あらゆる人が好むような形で新たにデザインしてほしいと希望した」と話した。
クトウル氏は、来週この件でハイリュンニサ・ギュル夫人に約10点の素晴らしい見本を持参することを申し入れたことも明らかにした。
■娘たちもスカーフを被っている
AFP通信は「世俗主義が深い疑心を抱きながら歩み寄ろうとしている大統領候補者」として紹介したアブドゥッラー・ギュル氏の妻と娘たちが、スカーフを被っていることも強調した。AFP通信はギュル氏の最初の立候補の際にトルコで政治的危機が起こったことに触れ、2度目の立候補に際し、中立的な行動をとり憲法に従うという彼の発言をも伝えた。
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( 翻訳者:釘田遼香 )
( 記事ID:11680 )