ギュル外相、「大統領になるのは妻ではなくて、自分」
2007年08月15日付 Milliyet 紙
外務大臣アブドゥッラー・ギュルは、昨日、トルコにおける外国記者たちと会見した。
「あなたの奥さんのスカーフに関する問題は今後どのように解決されるのか。」という質問に対し、ギュルは、「これは問題ではない。妻がスカーフをかぶっているのは、個人の選択だ。ここに違法性はない。私が当選したら、私が大統領になるのであって、妻ではない。」と答えた。
「あなたが最高司令官となる軍があなたに距離をおくことが、不安ではないか。」という質問においてギュルは、「もちろん、心配していない。トルコは法治国家だ。憲法にあるとおりのことをやっていく。問題がおこるとは考えていない。」と語った。ギュルは、彼との会談を断ったCHP(共和人民党)が大統領選にも抵抗しようとする、という報道に対し、「彼ら自身が考えるべきことだ。」と話した。
「あなたはオザル元大統領のようになるのか。」という質問に答えて、「私が当選したら、私の任期中にトルコはさらに活発になるだろう。国際舞台において私は多くの人を知っている。政府の努力を支えていくつもりだ。」と語った。
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( 翻訳者:萩原絵理香 )
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