宗務庁長官、「雨乞いの礼拝は、水不足対策の代替策にあらず」
2007年08月11日付 Milliyet 紙

宗務庁長官アリ・バルダックオール氏は今夏の水不足について、金曜日に行われた雨乞いのための特別礼拝に対して、手を天に広げ、アッラーの助けを必要としていることを語った。バルダックオール氏は「特別礼拝によって祈りが届くことはなく、また祈りのために特別礼拝が行われることもない。これらはお互いに代替策にはならない。」と述べた。
ヴィランシェヒルの街にある、ミラチ.カンディリプログラムのためにシャンルウルファを訪問した宗務庁長官は、バリ.ユスフ.ヤバシュジャン氏を訪れた際、記者達の水不足に関する質問に答えた。
預言者ムハンマドの「流れる川で礼拝前の清めをするときでも、水を大切に使いなさい。」という言葉を引用したバルダックオール氏はまた、以下のようにも述べた。
「トルコだけではない、世界中の国々が、神の恵みを粗野に浪費してきた。今、我々はその浪費の罰を受けているのだ。地球の資源と、神の恵みを節度を持って使用しなければならない。地球の4分の3は水だ。我々は、限りない、尽きることのない水資源をひどく汚染してしまっているのだ。」

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( 翻訳者:原田星来 )
( 記事ID:11685 )