エジプト、シナイ半島へのアル=カイーダ分子進出を阻止するためガザ国境への軍増派を希望
2007年08月06日付 al-Quds al-Arabi 紙

■ エジプト、シナイ半島へのアル=カイーダ分子進出を阻止するためガザ国境への軍増派を希望

【ラーマッラー:ワリード・アワド本紙記者】

イスラエル当局は昨日エジプトのホスニー・ムバーラク大統領がイスラエル政府に対し、28年前に調印された両者間の平和協定に若干の修正を加えたいとの要望を伝えたことを明らかにした。その目的は、シナイ半島の砂漠地域でアル=カイーダ分子を追跡するため、エジプト軍を同地域に展開させるためであるという。

 イスラエルのエフード・バラク国防大臣はエジプト政府からのこの要望を協議するため、数日内にムバーラク大統領からの公式招待の形でエジプトを訪問すると決意である。

 イスラエル諜報機関に近いインターネットサイト「DEBKA」がイスラエル筋の情報として伝えたところによると、ムバーラク大統領は緊急かつ執拗に平和協定の条項改定をイスラエル政府に求め、シナイ半島におけるアル=カイーダ分子の大規模な進出に対抗するためにエジプト軍の同地域への展開を認めるよう要望した。

 同筋によるとムバーラク大統領は、シナイ半島とガザ地域においてアル=カイーダ分子と戦わないことはエジプトとイスラエル両国に対する危険を形成し、シナイとガザの両地域をもうひとつのワジルスタンに変えることで、今のパキスタンのような状態に陥らせる可能性があるとイスラエル首相に対し警告したという。

 またエジプト政府は、エジプト特殊部隊の兵士7500人をガザとシナイ半島の間の障壁となるように配備して、アル=カイーダ構成員のシナイへの侵入と定着化を防ぐことを提案する形で米政府およびイスラエル政府と協議したと同筋は報じた。

(後略)

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( 翻訳者:佐藤卓巳 )
( 記事ID:11701 )