大学構内でのイスラーム風スカーフ禁止打開の動き -憲法改正案に盛り込まれるか
2007年08月24日付 Radikal 紙

公正発展党(AKP)が学者らに用意させた憲法草案で、大学でのスカーフ着用禁止を解くことが盛り込まれていることがわかった。この問題については複数の選択肢が用意されており、最終決定はタイイプ・エルドアン首相とAKP執行部が行う。草案では、大統領について、個人的な犯罪に対する「不逮捕条項」を用意することも計画されている。これは、1924年憲法を例にしている。
AKPがビルケント大学のエルグン・オズブドゥン教授を中心とした学者グループに用意させた新憲法草案には、緊張を生み出すことが予想される問題が含まれている。こうした問題には複数の選択肢が用意され、決定はエルドアンと党執行部に委ねられた。同様に、大学でのスカーフ着用禁止についても選択肢が与えられた。草案では、「大学でのスカーフ禁止をなくす」必要があるとの提案がなされている。憲法裁判所が出したスカーフ着用禁止に関する決定を覆す計画も提案されている。
エルドアン首相とAKP執行部が検討を行い、スカーフ禁止について決定を下すとされている。

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( 翻訳者:倉本さをり )
( 記事ID:11730 )