イスラエル、ロシアからシリアへのミサイル売却を憂慮
2007年08月20日付 al-Quds al-Arabi 紙

■ イスラエル紙の報道:「ロシアがシリアへ9億ドル相当のミサイル売却」
■ 「アラブの2カ国がイスラエルに『シリアはイスラエルを攻撃しない』と伝える」

2007年08月20日付クドゥス・アラビー(イギリス)HP1面

【ナザレ:ズハイル・アンドゥラウス記者】

シリアとの戦争勃発の可能性がイスラエル国内で議論される中、イスラエル政府と友好関係にあるアラブの二カ国が、先週末イスラエル政府に向け書簡を送り、両国の推測ではシリアはイスラエルに対し戦争を仕掛けないだろうと伝えていたことが、昨日テルアビブで明らかにされた。

 また書簡には、こうした推測は両国の代表者らがシリアの政権との間で行った一連の会談や会合を通じて得られたものであるとも記されていたという。

 しかしイスラエルのハアレツ紙に対し日曜日にこう語ったイスラエルの公式な筋は、両国の国名までは明かさなかった。
(中略)

 ハアレツ紙は他方で、近日中にロシアとシリアの間で締結される武器取引の行方をイスラエル治安当局が大きな憂慮をもって見守っていると伝えた。この取引によってシリアは対空ミサイルシステム50機を得ることになる。イギリスの軍事専門誌『ジェーンズ』が2ヶ月前、武器取引はすでに成立し、イラン・イスラム共和国がこのうちの10機を獲得すると報じたのに対し、シリア当局が即座にイランとのそうした関係を否定したことについても、ハアレツ紙は言及している。
(中略)

 イスラエル治安筋によれば、シリアとロシアの関係は最近大きく改善されている。シリアに売却された武器はレバノンのヒズブッラーにも譲渡されるとイスラエルがロシアに強く訴えたにもかかわらず、ロシアはイスラエルの介入を拒否し、シリアへの武器供給を続けると通達してきたという。

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( 翻訳者:佐藤卓巳 )
( 記事ID:11763 )