先月1ヶ月間で1万人のアフガン人不法滞在者が逮捕
2007年08月28日付 E'temad-e Melli 紙
【メフル通信】テヘラン州在留外国人局のモハンマド・レザー・アーザルニヤー局長は、先月1ヶ月間で逮捕されたアフガン人不法滞在者の数は1万6千人に上ることを明かした。同局長によると、そのうち検挙された人の数は1万人で、それ以外に自主的に出頭した者も6千人に及ぶという。
アーザルニヤー局長は、アフガン人不法滞在者を国外退去させる計画がこれまで休むことなく続けられてきたことを指摘した上で、「この計画はなおも継続中である。先月1ヶ月間で1万人のアフガン人不法滞在者が検挙されている」と述べ、さらに「自主的に出頭したアフガン人不法滞在者も6千人に及び、本国への退去へ向けた手続きを行った。また、出国用の便宜を申し出た者も、少数ながら存在する」と続けた。
テヘラン州在留外国人局長によると、出国用の便宜を申請できる者は滞在許可をもった者たちであり、そのため彼らは本国への帰還にはあまり積極的ではないとのことである。
同局長によると、今年度初め〔3月21日~〕からこれまで、約12万2千人のアフガン人不法滞在者が検挙され、本国へ送還されているとのことである。
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( 翻訳者:斉藤正道 )
( 記事ID:11772 )