国連安保理がUNIFILの任期延長に関して協議を開始
2007年08月17日付 Al-Nahar 紙

■ 国連安保理がUNIFILの12ヶ月に及ぶ任期延長の協議を開始

2007年08月17月付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面

【ニューヨーク:シルヴィヤン・ザヒール】

 国連安全保障理事会は昨日、国連レバノン暫定軍(UNIFIL)の2008年8月31日までの12ヶ月間に及ぶ任期延長を協議するため、UNIFIL参加国の代表者が出席しての会合を行った。

 協議では、国連平和維持活動(PKO)担当のヘディ・アンナビ事務次官補がレバノン南部の状況とUNIFILの要員数に関する報告書を提出した。協議の終わりには今月の安保理議長を務めるコンゴのパスカル・ガヤマ大使が、「フランスがUNIFILの任期延長に関する決議案を提出した」と発表した。


■ UNIFILの有効性

 安保理での協議に関して、昨日朝に潘基文事務総長に信任状を提出したフランスのジャンモリス・リペール新国連大使は本紙に対し、「安保理のメンバーは事務局の今日(昨日)の報告を聞いた。注目に値することは、報告を受けた後、全員がレバノン政府との密な協力の下で現在に至るまで任務を課されてきたUNIFILの有効性を強調したことである。これは非常に重要なことである。UNIFILは満足のいくかたちで南部展開を実現したレバノン国軍と協調し、イスラエルなどとのトラブルを回避するための三者委員会を通して活動している」と語り、「全員がUNIFILの有効性を認識しており、6月に起こった攻撃によるスペイン人兵士6名の死亡に関して哀悼の意を表した。全体的な認識としては任務を延長するのがよいとの方向であり、近いうちに文書が作成されるだろう。現在の委任のあり方に基づいて、UNIFILの任期を1年間延長するため、8月31日までには文書の作成を完了すべく急がなければならない」と述べた。

 新しい委任文書では何らかの修正が行われるのかという質問に対し、リペール大使は「我々は協議を開始しており、これから各条項を詳細に検討する。考えとしては、安保理が全会一致によって、UNIFILの任期遂行の方法について明確な支援の意思を表現することができるような文言に達することだ。決議の目的は、国連軍の任期を延長することである。早急にこの問題に関して全会一致に達するため、必要なことを行う」と答えた。

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( 翻訳者:工藤章 )
( 記事ID:11795 )