■ 国際連合がUNIFILに対する攻撃を行った容疑者2名の逮捕を歓迎
2007年08月24月付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面
【ニューヨーク:シルヴィヤン・ザヒール】
国際連合は、7月16日に発生した国連レバノン暫定軍(UNIFIL)パトロール隊への攻撃の容疑者2名をレバノン当局が逮捕したことを歓迎した。一方で、安全保障理事会は2007年8月31日から1年間に及ぶUNIFILの任期延長を目的とした仏・英・米による決議案の採決を間近に控えている。
昨日の記者会見では、潘基文事務総長の報道官であるミシェル・モンタ氏は、「国連レバノン暫定軍(UNIFIL)は、7月16日にアル=カーシミーヤ橋で起こったUNIFIL軍事警察へのテロ攻撃に関する捜査が容疑者2名の逮捕によって進展したことを歓迎する」と語った。また、「UNIFILはこの攻撃に加え、兵士6名の死者を出した6月24日のスペイン大隊への攻撃の扇動者を究明し逮捕することの重要性を強調する」と付け加えた。
先週金曜日から行われた2回の専門家会合と複数の二者間協議の後、木曜午後には12ヶ月に及ぶUNIFILの任期更新に関連する決議草案が策定されることが予想されていた。
国連の外交筋は本紙に対し、「UNIFILの任期を更新する決議は今日承認されるかも知れない。我々の目的は常に安保理で可能な限り最も多くの過半数を得ることであり、我々はそれを得ると期待している」と語った。
フランス、アメリカ、イギリスは先週金曜日に、UNIFILの任期を2008年8月31日まで更新する決議案を提出した。現在の任期は2007年8月31日に終了する。
(後略)
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( 翻訳者:工藤章 )
( 記事ID:11818 )