とんだ忘れ物—お店に赤ん坊を忘れた夫婦
2007年09月04日付 Milliyet 紙

アダパザル・チャルク通りにある店へ2ヶ月の赤ん坊を連れて来たニル、アラアッティン・アルトゥン夫妻は、買い物のあと自分たちの子どもを乗せた乳母車と同じ色の子どもの乗っていない乳母車を持っていき、通報を受けた警察は厳戒態勢に入った。赤ん坊は30分後同じ店で見つかった。
店に昨晩8時ごろ赤ん坊ギョクチェとともに来たアラアッティン・アルトゥン(32)とニル・アルトゥン(29)は、乳母車を店にあった他の乳母車の隣において買い物をしていた。夫妻は少したった後、上に毛布をかけた2ヶ月の赤ん坊がなかにいる乳母車の代わりに、販売用の空っぽの乳母車をもって店から出た。
しばらく商店街をぶらぶらした夫妻は、他の店に入ったときに乳母車が空っぽであることに気がついた。慌てた夫妻は、このことを警察に通報した。赤ん坊が誘拐された可能性も視野に入れ、チャルク通りの出入り口を閉鎖した警察は、赤ん坊を探し始めた。通りで探しはじめてから30分後、もう一度買い物をした店に戻ってきたアルトゥン夫妻は、赤ん坊を置いた場所でみつけた。

■警察は厳戒態勢に入った
警察署でうっかりして空っぽの乳母車を持って帰ってしまったと話したアラアッティン・アルトゥンは、「同じ色だった。乳母車を確かめずに出てしまった。その後気がついた。慌てて警察に通報した。本来ならば、通報するべきではなかった。」と話した。
ニル・アルトゥンも慌てていたことを説明し、「乳母車に赤ん坊がいないのを見て、パニックに陥ってしまった。冷静さを失ってしまった。焦りとパニックから乳母車が私たちのものでないことに気がつかなかった。ああ、もうこりごりだわ。」と話した。

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( 翻訳者:小川玲奈 )
( 記事ID:11843 )