東京の美術館からやってきたイスタンブル・モダン美術館館長、離任へ
2007年09月07日付 Hurriyet 紙

東京の森美術館からイスタンブル近代美術館に移り、館長に就任したことで世界の芸術関係者らから注目を浴びていたデイビッド・エリオットのイスタンブルでの冒険は、短期間で終った。

エリオット館長が、10月をもって美術館を退職することが明らかになった。美術史家でキュレーターのデイビッド・エリオット館長は、2007年1月にイスタンブル近代美術館館長に就任した。就任に際しては、「近現代の作品を収集、展示し、地域の中心的な美術館にしていきたい」と述べていた。

同館長は、東京の森美術館の設立に関わり、1976年から1996年までイギリスのオックスフォード近代美術館で、1996年から2001年までスウェーデンのストックホルム近代美術館館長を務め、1998年から2004年前まで近代・現代美術館評議会で国際美術館委員長を務めた。

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参考記事:イスタンブル・モダン美術館にサプライズ人事 -デヴィッド・エリオット氏が館長に(Yeni Safak紙)

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( 翻訳者:倉本さをり )
( 記事ID:11849 )