内閣府事務次官に現ディヤルバクル県知事エフカン・アラ氏が就任へ
2007年09月07日付 Yeni Safak 紙
オメル・ディンチェルが退いた内閣府事務次官に、地域住民との密接な対話を構築したディヤルバクル県知事のエフカン・アラが就任する。アラ氏の任命決議書は、承認を得るために大統領官邸へと送られた。
内閣府事務次官にディヤルバクル県知事のエフカン・アラが就任する。同氏の内閣府事務次官への任命に関する決議書が作成され、承認のためアブドゥッラー・ギュル大統領へ提出されたことが判明した。
オメル・ディンチェル氏が7月22日の選挙で国会議員となり、空席となった同事務次官の職務を現在メフメト・エミン・ザラルスズ氏が代行している。
ディヤルバクル県知事時代に行った取り組みで知られるアラ氏は、「市民とテロリスト、そしてテロリストに支援する者たちを分ける術を知っている。それは新しい管理技術を用いることである。ディヤルバクルにとって非常事態(OHAL)(体制の再度適用)は解決策ではない。我々の進むべき道は欧州連合なのだ」という発言で以前関心を集めた。
バトゥマン、そしてディヤルバクル県知事時代に、地域住民と構築した密接な対話で知られる同氏は、アブドゥッラー・ギュル大統領の承認後アンカラでの業務を開始する予定だ。
イスタンブル大学政治学部を卒業した同氏は、郡長、副県知事、内務省内の部長、そして観光省では局長の職に就任していた。
エフカン・アラ氏は2003年にバトゥマン、2004年にはディヤルバクルの県知事となった。42歳のアラ氏は、既婚者で二児の父である。
(OHAL; Olağanüstü Hal)
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( 翻訳者:岩根匡宏 )
( 記事ID:11850 )