2006年のノーベル文学賞作家であるオルハン・パムクは、イタリアのトリノでの記者会見で、「ヨーロッパ人の見解とは逆に、トルコの自由民主主義は大きく進歩しています」と語った。
パムクは、ヨーロッパ人はトルコが西洋化を後退させているとみなしているが、こうした見解は現実を反映していない、と述べた。そして、「私の理解する限りでは、ヨーロッパメディアは今日のトルコの細部にあまり満足しておらず、私の国をムスリムが生活するイスラム国とみています。その結果として、ムスリムは酷く、世俗派が良いものであると明らかにしようとしています。しかし実際はこの見解は正しくないかもしれません。トルコでは極右の人々は世俗的なのです。ムスリムも、まさにヨーロッパのキリスト教民主主義のように、自由民主主義に鼓舞されています」と語った。
オルハン・パムクは、新政府が良い仕事を行うと信じているとも付け加え、「トルコは最近大きな発展を目にしています」と述べた。
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( 翻訳者:富田祐子 )
( 記事ID:11855 )