アァザム、禁錮5年の判決を受ける:最高裁判所、投石刑を棄却
2007年09月05日付 E'temad-e Melli 紙
夫と共にアリーという名の男を殺害して起訴されたアァザムという名の女性に対する投石刑〔=死刑〕の判決が棄却されたことに伴い、数度の公判を経て、最終的に5年の禁固刑と100回の鞭打ち刑の判決がこの女性に言い渡された。
これより前、この女性の夫はアリー殺害容疑に関して無罪判決が下されていた。これに対し、女性は殺人幇助、ならびに殺害された男性と関係をもっていたこと〔=姦通〕を問われて、投石刑が下されていた。
しかし最高裁判所の裁判官たちはこの判決を支持せず、その結果この事件を審理するための別法廷が設けられていた。この法廷の中で、28歳のその女性は第74法廷の5人の裁判官に対して、「殺人の責任は認めます。でも信じて下さい、殺すつもりは無かったのです。〔中略〕」と訴えた。
裁判の審理終了に伴い、第74法廷のクーフキャマレイー裁判長と4人の補佐裁判官はアァザムに対し、禁錮5年及び鞭打ち100回の判決を下した。
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( 翻訳者:水谷陣也 )
( 記事ID:11867 )