ガザ地区からのロケット弾発射に対してイスラエルが報復を警告
2007年08月27日付 Al-Nahar 紙

■ イスラエル、ガザ地区への攻撃を警告
■ ダマスカスのハマース指導部から指令が下されていると示唆

2007年08月27日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面

【AP、ロイター、AFP、UPI、MENA】

 ガザ地区からイスラエル領土に対するロケット弾発射に対し、イスラエル政府の諸閣僚は強力な報復を求めた。同時にイスラエル公安局「シャバク」の責任者は、イスラエル国内での自爆攻撃の可能性について警告した。

 昨日の週例閣僚会議の前、イスラエル政府のエリ・ヤシャイ大臣は「我々はより多くのロケット弾が落下するの待っていてはダメであり、ロケット弾を発射する人間の殺害を続行し、[武器などが密輸される]トンネルを破壊し、水で満たさなければならない」と述べた。

 ヤコヴ・アドリ大臣はイスラエル軍に対して、ロケット弾発射を阻止するためにあらゆる手段を行使するよう呼びかけ、「どうやら我々の前には、ガザ地区に入ってテロの基盤を殲滅する以外の選択肢はないようだ」と述べた。

 またメイール・シトリット内相は「ハマースは、我々の国民に対する爆撃が継続するこの現状に対してイスラエルが反撃を加えずに屈服することはないということに気づかなければいけない。私は我々の国民に対するこの攻撃を阻止するためのいかなる軍事行動の実施も支持する。…このロケット弾攻撃に対する反撃の一番の方法は、パレスチナ人の住む土地に対する攻撃である」と述べた。

 イスラエルのメディアによると、イスラエル軍はガザ地区からイスラエル国内への潜入作戦の波に対する準備を行っている。また「Y」の暗号名で呼ばれる「シャバク」の第2の責任者は、ダマスカスに拠点を構えるイスラーム抵抗運動ハマースの在外指導部がイスラエル国内での自爆攻撃を促進させているとの疑いを表明し、「(イスラエル政府とパレスチナのマフムード・アッバース大統領の間における条約締結のいかなる可能性も無効にするために)ハマースの在外指導部から西岸地区のハマースのテロリストに対して、大規模な血生臭い攻撃をイスラエル国内で実行するよう明確な指示が出ている」と強調するとともに、6月半ばにハマースがガザ地区を制圧して以来、ガザ地区とエジプト間の境界線を越えた武器の密輸が増加していると警告した。

(後略)

Tweet
シェア


現地の新聞はこちら

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:佐藤卓巳 )
( 記事ID:11877 )