■ ブッシュ大統領がレバノンの「過激派に対する闘争」を支持
2007年09月01日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面
【ワシントン:本紙】
ワシントン駐在の新レバノン大使であるアントワーン・シャディード大使は、アメリカのジョージ・ブッシュ大統領がレバノンに対する全面的な支援と「過激派に対する闘争」への支持を明言したと報告した。これはナフル・アル=バーリド難民キャンプの「ファタハ・アル=イスラーム」との闘争を指している。
シャディード大使は挨拶と兼ねてレバノン情勢を説明するためスティーヴン・ハドリー国家安全保障担当大統領補佐官のもとを訪れた。大統領執務室の隣に位置するハドリー補佐官の執務室での会談中にブッシュ大統領が訪れ、シャディード大使と握手してワシントン駐在新レバノン大使としての着任を歓迎した。その後10分間にわたり大統領も会談に加わった。
ブッシュ大統領はシャディード大使に対し、「レバノンの立場への支持のメッセージとして」米中央軍司令官であるウィリアム・ファロン海軍大将をベイルートへ派遣したと述べた。
またシャディード大使は、ブッシュ大統領がレバノンと国際的な首都であるベイルートへの感銘の意を示し、「ベイルートの輝かしい未来への信頼」について繰り返し述べたと伝えている。さらにブッシュ大統領は、レバノン系アメリカ人の業績と成功を称賛した。
現地の新聞はこちら
( 翻訳者:垣平浩明 )
( 記事ID:11878 )