日本の安倍首相、就任から一年以内で辞任
2007年09月13日付 Al-Ahram 紙

■ 就任から一年も経へずに日本の首相が辞任を表明
■ 原因は一連の不正スキャンダル
■ 政府高官:「安部氏は病と闘っていた」
■ 与党は今月19日に新総裁を選出へ

2007年09月13日付アル・アハラーム紙(エジプト)国際面

【東京:通信各社】

 就任から一年も経へずに日本の安部晋三首相が複数の閣僚や政府高官がかかわったスキャンダルを受けて辞任した。一連のスキャンダルによって首相の支持率は最低レベルにまで落ち込み、7月の参院選での与党惨敗につながった。またいくつもの法案、中でもテロ特措法をめぐる野党との対立によって、首相の改革アジェンダを実行することが困難な状況に陥っていた。

 安部氏は動揺した様子で会見に臨み、首相の職を辞する決心をしたと表明、与党自由民主党は新たな指導者の下で前進せねばならないと語った。また首相は早急に後継総裁を選出するよう党に指示したと述べ、日本国民は支持を寄せることが出来る新たな指導者を必要としていると指摘した。複数の報告書が首相の支持率が3割程度にまで落ち込んだことを示していた。

 また安部氏は自身が約束した改革の実行は困難になったが、新首相が誰になろうとも、そのリーダーシップの下でテロへの戦いは継続されると強調した。
(中略)

 安部の後継は自由民主党の総裁選で選ばれることになるが、強硬な保守的見解で知られる元外相の麻生太郎幹事長が有力な候補と見られている。
(中略)

 一方中国は、両国間の関係改善を助けたとして辞任した日本首相を称え、今後も両国の関係改善は継続されると予想した。中国外務省の報道官は同省のインターネットサイトに掲載した声明で、中国と日本、両政府共同の努力のかいあって、ここ数年の間に両国の関係は明らかに改善したと述べ、この点において安部氏は建設的かつ精力的な役割を果たしたと評価した。

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( 翻訳者:山本薫 )
( 記事ID:11894 )