トルコ各地で1980年9月12日軍事クーデターに対する抗議の声 
2007年09月13日付 Milliyet 紙

1980年9月12日に起きた軍事クーデターに対し、様々な活動やメディアによる抗議運動が行われた。
ハルビイェのTRTイスタンブルラジオの前に、昨日12時半に集まった「イスタンブル78年世代公正・団結連合」のメンバーおよそ30人が、様々なスローガンを掲げながら「クーデター関係者は国民に対し責任を取るべきだ」と訴えた。またタクスィム郵便局前で集まった「78年世代トルコの試み」のメンバーらも、9月12日クーデターおよび新憲法に関する要求を盛り込んだ文書を、大統領、首相、トルコ大国民議会(TBMM)議長など関係者に送付した。公務員組合連盟(KESK)のイスマイル・ハック・トンブル会長も、アンカラで行った会見でクーデター関係者が責任を問われていないことに触れた。教育組合のアラアッディン・ディンチェル会長は「『9月12日』的ものの考えかたはいまだ続いている」と主張した。
大連合党(BBP)のヤルチュン・トプチュ総書記は、文書で「9月12日の責任問題を問う相手がいない」と述べた。
ディヤルバクルでも、ある団体が刑務所の前で抗議活動を行った。

78年世代がディヤルバクル刑務所前で抗議
「78年世代連合財団」は、1980年9月12日のクーデターから27年を迎える今年、シンボルとなる場所の一つであるディヤルバクル刑務所の前でデモを行った。参加者は、「78年世代連合財団」のジェラレッティン・ジャン会長、かつての民主党(DEP)のメンバー、セリム・サダック氏、民主市民党(DTP)のセラハッティン・デミルタシュ議員、ギュルタン・クシャナク議員、エミネ・アイナ議員、もと国務大臣のジヤ・ハリス氏、タルク・ジヤ・エキンジ氏、シャナル・ユルダタパン氏、ミッリイェト紙記者のエジェ・テメルクランであった。

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( 翻訳者:湯澤芙美 )
( 記事ID:11896 )