フランジーヤ元内相、「セニョーラ首相とハマーダ通信相がナスルッラー暗殺を計画」と非難
2007年08月31日付 Al-Nahar 紙

■ ハマーダ通信相「スライマーン・フランジーヤ氏の煽動的発言内容を調査委員会に提出」

2007年08月31日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面

 スライマーン・フランジーヤ元内相は昨夜、レバノン放送協会(LBC)の番組「人々の言葉」で、「ハサン・ナスルッラー師の暗殺を計画した」としてフアード・アル=セニョーラ首相とマルワーン・ハマーダ通信相を非難した。またフランジーヤ元内相は、ヒズブッラーの電話回線ケーブルの件に関して、「古くから知れ渡った事柄であり、今になってこの問題が取り上げられているのは、ナスルッラー師の失脚や暗殺を目的とする企てである」と述べた。また、その他にも一連の非難を繰り広げた。

 ハマーダ通信相は声明を発表し、「スライマーン・フランジーヤ氏の煽動的で個人的、宗派主義的なたわ言に耳を傾けた者は間違いなく、故ラフィーク・アル=ハリーリー元首相とレバノンの愛国者たちに対して元議員が行った煽動的なキャンペーンを思い出すだろう。こういった発言は、この卑小なる内通者にいつの日か追求の手を及ぼすことになるであろうレバノン国内の裁判もしくは国際法廷においてしか、答える価値のないものである」と述べた。

 またハマーダ通信相はその後の本紙に対する談話において、フランジーヤ元内相のインタビューの録音テープが「ただちに国際調査委員会に届けられ、シリアの体制がレバノン国内で組織した殺人と暗殺の犯罪にフランジーヤ氏が加担していたことを明らかにする一連の証拠に加えられることになるだろう」と述べた。

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( 翻訳者:玉井葉子 )
( 記事ID:11925 )