広告ビラ一掃計画、第2段階を実施へ
2007年09月17日付 Hamshahri 紙

【ハムシャフリー・オンライン】広告ビラ一掃計画の第二弾が近く行われる予定だ。今回の計画では、違反者に対して重い罰金が科せられることになる。

 テヘラン市の美化推進局教育・地域問題担当次長は、ラマダーン明けにも同計画を実施する予定であるとした上で、「今回の計画では、違法に広告ビラを住宅の玄関や市内の人目に触れる場所に貼った違反業者に対して、極めて重い罰金を科すことが決まっている」と述べた。

 メフディー・ゴルシャニー次長はさらに、「市内各所から景観を損なうものを一掃する計画は今年の前半にすでに行われており、その際市内に〔違法に〕設置された看板を撤去した。この計画の第2弾は、祝月ラマダーンが終わり次第開始される予定だ」と語った。

 ゴルシャニー次長はその上で、次のように続ける。「現在、司法権、治安維持軍、テヘラン市議会、テヘラン市、及び〈意見相違解決・意思疎通評議会〉などの代表者からなる委員会が設置され、これまで多くの会合が積み重ねられてきた。その中で、景観を損なう広告ビラなどをテヘラン市から一掃する計画の第二弾を実行するにあたって、関係各機関が果たすべき役割を決め、各機関間の調整を行う努力がなされている」。

 ゴルシャニー次長は、新たな計画ではこれまでの提言に基づき、違法に広告ビラを貼り付ける行為に対してより厳しい罰金を科すことを決定したと強調した上で、「罰金の額は、国のビルや市民の住宅が受けた被害に応じて決められることになるだろう。二度と違反行為を繰り返すことのないよう抑止力となる程度の罰金額になるのではないか」と語った。

 ゴルシャニー次長はまた、「違反者から徴収された罰金は、ビラ貼り付けの被害を受けた市民の住宅をきれいに清掃するなどの市民サービスに用いられる予定だ」とした。

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( 翻訳者:斉藤正道 )
( 記事ID:11942 )