米が提唱する国際和平会議についてムバーラク大統領が表明した懸念に米メディアの注目が集まる
2007年09月11日付 Al-Ahram 紙

■ワシントンで開催予定の国際和平会議に対するムバーラク大統領の批判にアメリカの関心が集まる
■ワシントン・ポスト紙:「ムバーラク大統領の声明は会議の議事日程が不明確なことに対するアラブ諸国の懸念を反映している」

2007年09月11日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面

【ワシントン:諸通信社】

 一昨日ホスニー・ムバーラク大統領がソハーグ市の工業プロジェクトを視察した際に出した声明に、アメリカのメディアや新聞の関心が集まっている。アメリカ合衆国が来る11月の開催を呼びかけている国際和平会議について明確な議事日程が無いと発言したムバーラク大統領の懸念に、各メディアが注目した。

 ワシントン・ポスト紙とCNNテレビ局は、会議の議事日程が不明であることへのアラブ諸国の懸念をムバーラク大統領が表明したと報じた。

 ワシントン・ポスト紙は、国際和平会議に対する統一した立場を話し合う目的で先週水曜日にカイロで開催されたアラブ外相会談の協議結果と同じ見解を、大統領が表明したものと受け止めている。

 アラブ外相達は、会議が単なる外交的な見世物に終わらないよう、パレスチナとイスラエル間の最終的な解決へと到達する方向へ向かうことを要求していた。

 また米国メディアは、この会議のはっきりした議事日程が分からないため、最近のいくつかの会合がそうだったように、一日だけの会合となるのか、国際会議として開催されるのか、個人的にわからないと発言したムバーラク大統領の発言に注目を寄せた。

 さらに米メディアは、この会議がこれまで同様、失敗に終わることを大統領が警戒し、この会議が和平プロセスの真の突破口となることに失敗すれば否定的な結果を招き、中東全体へ影響を及ぼして挫折感を強め、過激派の芽を育てることになろうと強調したと報じた。
(後略)

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( 翻訳者:田中裕子 )
( 記事ID:11948 )