イラク蔵相、日本大使と会見
2007年09月18日付 al-Sabah al-Jadid 紙

■ 蔵相、日本大使と二国間関係を協議

2007年09月18日付サバーフ・ジャディード紙(イラク)HP1面

【バグダード:本紙】

バーキル・ジャブル・アル=ズバイディ蔵相は、門司健次郎駐イラク日本大使と会見、二国間の友好関係を両国民共通の利益に資するよう強化させる手段について協議した。

蔵相は、日本の借款がアル=アンバール、ディヤーラ、アル=モースル他の各県をカバーする必要性を確認し、資金の割当は人口に応じて公正になされると述べた。

また蔵相は、2007年度予算で各県並びに省庁が達成した成果を日本大使に示し、継続的にイラク国民とその政府を支援する日本政府の役割を称えた。

日本大使は、同年度予算内で最も高い成果をあげたイラク金融省と、そこへ導いた蔵相の努力を評価した。

2007年8月初頭にイラク政府による署名が完了した日本からの借款は、クルディスタン自治区における電力部門の再建プロジェクト、並びにバスラにおける水道網開発プロジェクトに充てられる。

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( 翻訳者:十倉桐子 )
( 記事ID:11959 )