ギュル、大統領府で国民的視座関係者と会談
2007年09月22日付 Radikal 紙

ブドゥッラー・ギュル大統領は、青年時代にその運動に加わっていた国民トルコ学生連合(MTTB)の後継組織的性格を持ち、ミッリー・ギョルシュ(国民的視座)と近い関係があるとされるMTTB財団の運営を、大統領府で承認した。
福祉党(RP)国会議員時代に文部大臣も務めたイスマイル・カフラマン氏が会長を務める、財団運営執行部とギュル氏との会談は45分に渡った。会談後、財団運営執行部は、会見を行わずに大統領府を離れた。1970年にブルハネッティン・カイハン氏が会長となってから、イスラム主義青年運動の組織(オルグ)となったMTTBは、1980年9月12日のクーデターの際、閉鎖された。MTTB財団は、ギュル氏もその青年時代に積極的な活動を行っていた、この学生組織出身者が集まってできた財団である。
昨年、MTTB設立90周年が祝われた。当時のトルコ大国民議会議長、ビュレント・アルンチ氏と、MTTB出身の大臣らに記念の盾が贈られた。サバハッティン・ザイム博士教授がギュル氏に盾を手渡し、ギュル氏は、大学時代の恩師であるザイム氏の手にキスした。

「セラームアレイキュム 平和があなたと共にありますように」
ギュル氏は、昨日在アンカラのバングラデシュ大使モハメド・イシュティアク氏も大統領府に迎え入れた。イシュティアク氏は、ギュル氏に大使館付き武官とその夫人を紹介した。ギュル氏は紹介を受け、「セラームアレイキュム」と言い、大使館付き武官の夫人と握手した。

Tweet
シェア


現地の新聞はこちら

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:林奈緒子 )
( 記事ID:11981 )