エジプト-リビア首脳会談、ダルフール問題を中心に協議
2007年09月25日付 Al-Ahram 紙

■ダルフール情勢と二国間関係についてムバーラク大統領とカッザーフィー国家元首がトリポリで会談
■通商、投資、リビアにおけるエジプト人労働者問題が議題の中心に

2007年09月25日付アハラーム紙(エジプト)HP1面

【トリポリ:本紙サイード・アル=ガリーブ記者】

昨晩、ホスニー・ムバーラク大統領とリビアの革命指導者カッザーフィー大佐との首脳会談が閉幕した。会談は、カッザーフィー大佐がムバーラク大統領とその随行団を歓迎するために開催したイフタールの宴席を挟み、3時間に及んで続けられた。

スライマーン・アウワード大統領府報道官は、「ムバーラク大統領とカッザーフィー大佐との会談では、現在のダルフール紛争の状況と、10月27日にトリポリで行われるダルフール州反乱軍とスーダン政府との交渉の成功を確実にするための二国間での調整について話し合われた」と明らかにした。

両国の二国間関係については通商、投資、リビアでのエジプト人労働者問題に焦点があてられ、さらにムバーラク大統領は会談の中で、開催が提唱されているパレスチナに関する国際会議の成功につなげるための十分な準備が重要だと強調したという。

まだ同報道官によれば、ムバーラク大統領とカッザーフィー大佐は、中央アフリカ共和国およびスーダンとの国境に近いチャド東部、ウアダイ州におけるチャド政府と反乱部族との和平会議を開催することでも合意した。

(後略)

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( 翻訳者:金田雄一郎 )
( 記事ID:12021 )