【ISNA(イラン学生通信)】《イラン喫煙撲滅協会》実行事務局長は、「世界のタバコ生産は、主にアメリカ企業5社に掌握されており、そのうち一社は、タバコをイランに合法的に輸入することで、イラン人15,000人の死に加担している」と発表した。
モハンマドレザー・マダニー実行事務局長は、国内のタバコ消費量が過去2年間で10%増加したことについて報告し、「この10%の増加で、国内の年間タバコ消費量は600億本の域に達してしまった」と述べた。
同実行事務局長はまた、国内でタバコ消費にかけられる出費が一日40億トマーン〔約4億9000万円〕以上になると述べた上で、「タバコの消費から生じる付随費用が一日80億トマーン〔約9億8000万円〕に達するので、これも計算に入れると、イランではタバコの消費とそこから生じる付髄費用に一日120億トマーン〔約14億7000万円〕が費やされている」と付け加えた。
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( 翻訳者:関口理恵子 )
( 記事ID:12026 )