16才歳以下世界女子チェス選手権で優勝したキュブラの素顔
2007年09月30日付 Radikal 紙

ポーンを手にしたとき、彼女はまだ8歳だった。先生は「この少女は見込みがある」といい、キュブラ・オズチュルクは、まだチェスを知って8ヶ月であるにも関わらず、スペインにいた。最初に参加したトーナメントで世界9位となった。オズチュルクさんは、今16歳で、トルコで1番になり、2年間続けて16歳以下女性ヨーロッパチャンピオンになった。すでにテキサス大学から4万ドルの奨学金を得た。同年齢では世界で数人しか持っていない女性国際チェス連盟(FIDE)マスターの称号も持っている。

キュブラさんの最近の成績は、42の国から758人の選手が参加し、9月13-24日にクロアチアのシベニクの町で行われた16歳以下ヨーロッパ女性選手権でのものである。トーナメントを全勝で終えたキュブラさんは、金メダルを獲得した。

■弁護士になりたい

家族とアンカラでごく普通の家で暮らしている労働者の娘であるキュブラさんは、ママク高校3年生である。友達は「天職を見つけたね」と言うが、キュブラさんは弁護士になりたがっている。キュブラさんは、1日に9時間勉強して今に至っていると強調し、ゲームの戦略を次のように説明した。「ライバルは常に攻撃してくる。私は相手の些細なミスをとてもうまく利用して、不意をつく。」

キュブラさんは、11月にアンタリヤで行われる世界年齢別選手権のためすでに金メダルを狙っている。その彼女の最も大きい夢は、来年の「チェスオリンピック」で勝利することである。

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( 翻訳者:永山明子 )
( 記事ID:12046 )