共和民主党バイカル党首、コチの党首立候補問題について答えず
2007年09月30日付 Hurriyet 紙
4月に死亡した元大国民議会議員代表代理にして、ブルサ選出の国会議員アリ・ディンチェルの名を冠して、アンカラ広域都市のバトゥケント地区に建設された公園の開園式がおこなわれた。
開園式にはデニズ・バイカル共和人民党党首、党事務局長オンデル・サヴ、幾人かの共和人民党国会議員、アンカラ広域都市メリフ・ギョクチェキ市長、チャンカヤ区長のムザッフェル・エルユルマズ、故ディンチェル氏のユルドゥズ・イブラヒモヴァ夫人と娘、故人の兄弟ターヒル・ディンチェルが参加した。
アリ・ディンチェル公園の開園式では、広域都市オーケストラ、ヌール・ヨルダシュのコンサートがおこなわれた。故ディンチェル議員の妻ユルドゥズ夫人は、著名なジャズ歌手であり、開園式前に一節を披露した。夫人は、開会式中でギョクチェキ市長に感謝の辞を述べ、バトゥケント地区をつくったのが夫であると話した。また人生を彗星にたとえ、「生の目的は生きた証を残すことです。アリは残しました。心から人々と世の中を愛していました。病にも関わらず、やりたいことが沢山ありました。ただそれには若干命が足りませんでした。アリは、偉大で中庸な人でした。娘とこの公園に来てアリの銅像に向き合っておしゃべりしていきたいと思います」と述べた。
ギョクチェキ市長は、夫人に花を手渡し、アンカラに大いに貢献したディンチェル氏を追憶するため、この公園をつくったと述べた。「バトゥケント地区は、彼にとって特別な意味を表していました。彼の名をこのためこの地で生かしたかった。」
市長とイブラヒモヴァ夫人は、公園に据えられた銅像の制作者メティン・ユルダヌルにブローチを手渡した。計画中に提示された銅像をバイカル党首、ギョクチェキ市長、イブラヒモヴァ夫人、兄弟のターヒル氏が除幕した。
■ コチ氏の質問に返答なし
バイカル党首は、開園式の後、記者たちによるハルク・コチ氏の党首立候補についての質問に、返答しなかった。ある記者の「右腕だった人物の立候補をどのように評価なさいますか」との問いかけに、こうした質問には今ではなく、議会開会後に答えると述べた。
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( 翻訳者:清水保尚 )
( 記事ID:12047 )