ギュル大統領のスピーチで第23議会期第2立法年開始
2007年10月01日付 Zaman 紙

トルコ大国民議会の第23議会期が今日始まる。3ヶ月の休会期に改選され、その後、第11代大統領を選出した新議会は、憲法議論とともに開会する。

アブドゥッラー・ギュル大統領は、トルコ大国民議会の新立法年のために、特別に召集される総会で、国会議員に演説する。今日まで大統領参加公式行事をボイコットしていた共和人民党(CHP)も、ギュル大統領の開会スピーチを聞く予定だ。式典の後に、国会議員は、5年ぶりに夫人同伴でのトルコ大国民議会の開会レセプションに参加する。

7月22日の総選挙で改選されたトルコ大国民議会は、1日から正式に開会する。選挙後に議会は、(国会議員)宣誓式、大統領選出、施政方針演説、信任投票のために、11の会議をおこない、本日1日、第23議会期の新年度の活動を開始する。新たな会期が始まり、トルコ大国民議会のキョクサル・トプタン議長と同行団は、14時に議会のアタテュルク像に花輪を飾り、立礼し、その後トルコ国家を斉唱する。

15時にトルコ大国民議会総会は、キョクサル・トプタン議長のもと特別に招集される。国家斉唱の後、ギュル大統領は新立法年開始のスピーチを行う。ギュル大統領のスピーチの後、会議は終了する。トプタン議長は19時よりレセプションを行う。妻がスカーフをしていたトルコ大国民議会のビュレント・アルンチ前議長とは逆に、トプタン議長は、夫婦同伴で招待した国会議員とその妻たちを、夫人のサイメさんとともに出迎える。

トルコ大国民議会の最初の2週間は、ラマザン(断食)のため異なった勤務時間が適用される。ラマザン明けのお祭りまでは15時から18時の間で活動する総会は、前会期で議論されず、また政府によって改められた計83の法案を扱うこととなる。法案の中には、麻薬との闘いへの合意、「イラク」隣接国家とイラク政府間のテロ(不法入国と組織犯罪との闘いに関するプロトコール)、そして(経済協力機構、密輸および)関税犯罪データバンク(設置)に関する合意のような法的整備がある。憲法に関する議論は、第2立法年を特徴付けることが予想される。1日の開会でアブドゥッラー・ギュル大統領も新憲法の必要性を強調することが予想される。

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( 翻訳者:山本裕一 )
( 記事ID:12058 )