サウジ紙がイラクでの“ジハード”に参戦しないよう若者に呼びかけ
2007年10月03日付 al-Sabah al-Jadid 紙

■ アラブ各紙が“ジハード”の名の下にイラクで戦闘に加わらないよう、若者達に警告

2007年10月03日付サバーフ・ジャディード紙(イラク)HP1面

 サウジアラビア紙は水曜日、“ジハード”の名の下にイラクやレバノンで行われている戦闘に巻き込まれないよう、サウジの若者たちに警告した。またラアイ紙は米上院のイラク分割決議を批判する記事を掲載した。

 『わが国の息子たちが他者の戦争の燃料にされている』と題した巻頭記事で、リヤドで発行されているジャズィーラ紙は、「“ジハード”だの“アメリカ人との戦い”だのといった名でサウジの若者が幻惑されている」「イラクやレバノン、パレスチナでの根拠の弱い呼びかけや曖昧な旗の下での戦いに応えてサウジの若者達が出て行くことは、わが国にあらゆる害をなし、対外的イメージを歪める」と論じた。

 サウジのムフティーであるアブドゥルアズィーズ・アール・シャイフ師もこの二日前、国外の“ジハード”に巻き込まれないようサウジの若者に警告し、「今のようによそからの呼びかけに応じて出国するやり方は、統治者やウラマーたちへの反逆であり、大変な違法行為だ」と語っていた。

 一方、今日付けのラアイ紙は米上院によるイラク分割決議を批判し、それがイラク及び地域に及ぼす危険性を警告した。またジッダで発行されているマディーナ紙では、『イラク分割』と題した記事で作家のアナス・ザーヒル氏が「イラク分割は新中東構想の第一歩であり、その目的は領土に対する完全な主権を行使することも、独自の政治決定を下すことも、真の成長や改革を指揮することもできない、引き裂かれ弱体化した政体を作り出すことにある。これはこの地域におけるイスラエルの軍事的、さらには政治的・経済的な支配権をも強固にするものだ」と述べた。
(後略)

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( 翻訳者:山本薫 )
( 記事ID:12073 )