■ 第二次インティファーダ7周年記念日のエルサレム、兵舎と化す

【占領下エルサレム、諸通信社】

2007年09月29日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面

　2000年9月28日にイスラエルのアリエル・シャロン前首相（当時国防相）がエルサレムにあるイスラームの聖地への入場を強行したことをきっかけに起きたアル＝アクサー・インティファーダ（第二次インティファーダ）の7周年記念を翌日に控えた昨日、イスラエル当局は占領下東エルサレムに4000人の警察官を配備し、礼拝を行うためにアル＝アクサー・モスクに集まった何千人ものムスリム礼拝者達との衝突が起きることを警戒して、治安措置を強化した。

他方でイスラエル・ラジオは、イスラエルのリヴニ外相が今日の国連総会での演説で、ヨルダン川西岸地区をイスラエル国家と並存するパレスチナ国家建設のモデルとする可能性を提唱し、次回のパレスチナ立法議会選挙へのハマースの参加を禁止するよう求めるであろうと報じた。

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（ 翻訳者:平寛多朗 ）
（ 記事ID:12084 )