【事件部】キャラジ・〔シャフリヤール郡〕マラールドの土地を借り、そこで偽造ミネラルウォーター工場を営んでいた男がシャフリヤール警察の捜査を受けた。シャフリヤール治安維持軍司令官のキャリーミー大佐は先日、キャラジ・マラールドにある偽造ミネラルウォーター工場の閉鎖について、ジャーメ・ジャム紙の記者に語った。「数週間前、マラールド15警察署情報課の警官らが住民からの通報をもとに、様々な不審な車両がマラールドの或る土地に行き来していることを知った。」
● 不審車両の往来からある事実が明らかに
この通報を受け、警察はこの場所を密かに監視した。そして、この土地が今年ティール月(西暦6~7月)初旬より、木工所を設立するという名目でモハンマドという男に借りられており、夜遅い時間帯に様々な人がそこを訪れ、沢山の段ボール箱が何台もの車によってこの土地から運び出されていることを突き止めた。
キャリーミー大佐は続けた。「工場の所有者が違法行為を行っているとみた警察は、司法許可を得て土地に入り、捜査したところ、その土地から大量のミネラルウォーターの空ボトルと、大手ミネラルウォーターメーカーのラベル、そしてボトルが隠されていたトラック1台を発見することが出来た。発見されたボトルを調べたところ、警察はそれらが全て偽物で、中身は土地の灌漑に利用されていた井戸水が詰められ、工場の所有者が偽造された大手ミネラルウォーターメーカーのラベルを貼って市場で売り出していたことを突き止めた。」
この報告によると、発見されたボトルは検査の為、シャフリヤール衛生局に送られ、警察は詐欺師の男とその共犯らの逮捕に向け特別捜査を開始している。尚、本紙は大手ミネラルウォーターメーカーの社名について、実名を伏せることにしている。
現地の新聞はこちら
( 翻訳者:中谷登紀子 )
( 記事ID:12086 )