アッラーメ・タバータバーイー大学で入構禁止処分を受けた学生ら、抗議集会を開く
2007年10月10日付 E'temad-e Melli 紙
昨日、停学処分を受けたアッラーメ・タバータバーイー大学の学生らが、自らの所属する学部の前でプラカードを手に、しばらくの間平和的な抗議集会を行い、学生らに対する大学当局の対応を非難した。
アッラーメ・タバータバーイー大学の学生らは前学期の大学当局の対応に対して抗議行動を行ったが、これに対して規律委員会は抗議行動を起こした学生を呼び出し、30名に対して40タームの〔「40日間の」の誤りか?〕停学処分を科した。この処分に対して抗議が行われたが、それを受けて大学当局は自らの不当な措置を撤回することなく、さらに厳しい処分に踏み切り、学生らを入構禁止にした。これほどの期間入構を禁止するといった処分は、前例がない。
昨日、入構を試みた学生らが警備員らによって阻まれるといった出来事が起きた。学生らはそれを受けて、「教育はわれわれの権利」、「大学当局の不当な行為の責任は誰が取るのか」、「私たちもコロンビア大学の学生だったらよかった」などと書かれたプラカードを手に、しばらくの間、各学部の出口の前で抗議行動を行った。この行動は、多くの学生から支持を受け、構内から出て抗議の列に加わった学生もいた。
この抗議行動は何事もなく終了したが、経済学部では治安維持軍の介入によって抗議が終了するといったハプニングもあった。
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( 翻訳者:斉藤正道 )
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