米大統領が中東和平国際会議への出席示唆、米政府はシリアの欠席を希望
2007年10月10日付 Al-Nahar 紙

■ ブッシュ大統領、アッバース大統領とオルメルト首相が出席ならば国際会議に出席
■ アメリカ政府、シリアの参加拒否を希望

2007年10月10日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面

 アメリカ政府筋は、コンドリーザ・ライス国務長官がモスクワ訪問の後、今週末にイスラエルとパレスチナを訪問する予定である、と述べた。ライス長官は最終的地位問題について、来る11月にメリーランド州のアナポリスで開催予定の国際会議において討議するため、パレスチナ側とイスラエル側が詳細にわたる相互認識への到達を急ぐよう働きかける。

 政府筋によると、そのような相互認識が得られ両陣営間の軋轢が緩和された場合、アメリカのジョージ・ブッシュ大統領はパレスチナのマフムード・アッバース大統領とイスラエルのエフード・オルメルト首相に11月26日に行われる会議への参加を呼びかけ、自ら開会の宣言を行う意向である。

 同筋は、パレスチナ・イスラエル間のこのような相互認識が得られ、ブッシュ大統領とオルメルト首相とアッバース大統領が会議に参加することになれば、これは歴史的な会議になりうるとの見方を示し、ブッシュ大統領にとってはこのような会議に参加することになるのは初めてである、と述べた。

 アメリカ政府高官らは、マドリード会議や2000年のキャンプ・デービッド会談と比較されるのを避けるため、「国際会議」という表現の使用を避け、「国際会合」という表現を好んでいる。アメリカの首都から約32マイル離れたところにある人口3万6千人あまりの海岸沿いの歴史ある小都市であり、国内で最も重要な海軍学校のひとつがあるアナポリスを選んだのも、キャンプ・デービッド、シバー・ストーン、ワイ・リバーのような、過去にイスラエル、パレスチナ、シリアの代表者間の会議や会合が開催された場所を避ける狙いがある。

(後略)

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( 翻訳者:鳥居洋介 )
( 記事ID:12155 )