ビン・ラーディンや芸能人の名前を付けた爆竹がサウジアラビアで人気
2007年10月11日付 al-Quds al-Arabi 紙
■ 「ビン・ラーディン」、「ハイファー・ワフビー」、「ナンシー・アジュラム」という名前の爆竹がサウジの空を照らし出す
2007年10月11日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面
【リヤド、カイロ:クドゥス・アラビー、AFP】
ウサーマ・ビン・ラーディン、ハイファー・ワフビー、ナンシー・アジュラム。これらは断食明けの祭りに際してサウジアラビアの空を照らし出す爆竹の名称である。しかし、当局や各紙によると、これらは非合法に王国内に持ち込まれたものである。
地元の各紙によると、サウジ人はラマダン月の初めからこれらの爆竹を鳴らし始めていた。当局によると、何トンもの爆竹が隣国からサウジ国内に入り、その一部は飼料の積荷の中に入れて持ち込まれたという。
各紙の報道によれば、サウジ当局は大量の爆竹を押収し、これらの爆竹は危険を生じさせる可能性があると強調した。
断食明けの祭日や犠牲祭には、イスラーム世界では宴会をしたり、贈り物を配ったり、爆竹を鳴らして祝う。
商人や販売者たちは爆竹に芸能人や政治的指導者の人気を利用するため、彼らの名前を付けたりする。ビン・ラーディンの名前を付けた爆竹はこの数年間人気を維持しているが、それ以外の名前は一年限りというのが一般的である。
またラマダン月中のエジプトでは、ライラ・アルウィー、フィーフィー・アブドゥ、シャリハーンが過去に、最も有名なナツメヤシの種類として有名になっている。
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( 翻訳者:香取千晴 )
( 記事ID:12206 )