ギュル大統領の任期は5年、それとも7年? -高等選挙委員会の見解
2007年10月27日付 Milliyet 紙

高等選挙委員会のムアメル・アイドゥン委員長は、10月21日に実施された国民投票で認められた憲法改正法案に含まれているいくつかの改正箇所がどのように適用されるかは決まっていないと述べた。
アイドゥンは、「法案が混乱の原因になりうると以前から予想していた。アブドゥッラー・ギュ大統領の任期は決まっていない。5年後に決めるつもりだ。法案ではこのことに関して仮条項とする必要があった」と述べた。

■議論は終わらない
国民投票の後、この改正がどのように適用されるのか、ギュル大統領の任期は7年なのか5年なのか、普通選挙はいつ行われるのかに関する議論が始まった。
アイドゥンは、国民投票の前、これらの問題に関して未定であったと述べ、「憲法改正法案では、これらの疑問を解消するための条項を追加する必要がある。現在これらの問題に関しては様々な見解がある。法案が混乱の原因になりうると以前から予想していた」と述べた。
アイドゥンは、議論は5年後に、新しい大統領の選挙が行われる必要があるかどうかということが議題に上がった時にピリオドが打たれるだろうと述べた。アイドゥンは「このことに関して私が見解を明らかにすることは適当ではない。なぜなら、このことに関する要請が我々のところに来るからだ。ギュル大統領の任期が5年なのか7年なのかということに関しては様々な見解があり、任期は決まっていない」と話した。

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( 翻訳者:釘田遼香 )
( 記事ID:12264 )