ムバーラク大統領、独外相らと国際和平会議について会談
2007年11月01日付 Al-Ahram 紙

■ムバーラク大統領、独外相および欧州委員会委員と国際和平会議をめぐり協議
■シュタインマイヤー独外相:「会議の失敗はありえない」
■米政府:「交渉のタイムテーブルは設けない」

2007年11月01日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面

中東情勢安定の実現にむけたエジプトの取り組みの一環として、ホスニー・ムバーラク大統領は昨日、ドイツのフランク=ヴァルター・シュタインマイヤー外相と、欧州委員会のベニータ・フェレロ=ヴァルトナー対外関係担当委員を迎え、会談した。議題は共通の関心事である国際的・地域的な問題に集中し、その中でも特にパレスチナ問題と和平プロセス前進への取り組み、とりわけ今秋アメリカのアナポリス市で開催予定の国際和平会議について協議された。

その頃アメリカ国務省はパレスチナ・イスラエル間の和平交渉について、パレスチナとアラブ側が求めていたタイムテーブルの設定を拒否した。これに反し、パレスチナ解放機構の執行委員ナビール・シャアス氏は、アラブ連盟事務局長のアムル・ムーサー氏との会談の直後、「アメリカ側は、全当事者の招集、ロードマップの第一段階の履行といった、パレスチナとアラブ側からの要求の一部に応じた」と発表した。

シュタインマイヤー独外相はムバーラク大統領との会談後、「国際和平会議に向けてやるべき作業や準備はたくさんある」と述べつつ、「エジプトはこの会議の準備にきわめて重要な役割を担っている。だから私がエジプトを中東歴訪の出発点としたのは偶然ではない」と強調した。そして同相は「EUはアメリカやアラブ諸国と協力して、アナポリス市での国際会議の成功のため力を尽くしたいと願っている。しかしこの会議は、パレスチナ人に具体的な将来への展望を拓くことなしには成功できないだろう」と述べつつ、この会議にもはや失敗は許されないと指摘した。

(後略)

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( 翻訳者:桑山沙央里 )
( 記事ID:12370 )