泥棒がモスクや陵墓などの建物にある歴史的作品を盗んだことが、ワクフ総局が13の博物館をオープンする理由になった。
管轄下にあるモスク、小規模モスク(メスジト)、陵墓などの建造物の中の古い作品を守り、展示するためにしばらくの間ワクフ総局において保管されていた「作品を公開する」試みが結論に達した。
総局の建物にある、コーラン聖典、碑文、絨毯、燭台、写本などの作品からなる無数の神聖な遺物と、タイル、木材、大理石、石膏などで作られた美術品のため、トルコ各地の都市に13の博物館が開設された。ワクフ総局長ユスフ・ベヤジッドは、これら作品が属する場所で展示を行うために博物館を建設したことを明らかにした。
■サヒップ・アタ・ワクフ博物館
建設が終了した博物館の中で、アンカラ・ワクフの作品が展示されている所を幾つか挙げると以下の通りである。
コンヤ・サヒップ・アタ・ワクフ博物館、カスタモヌ・シェイフ・シャバーニ・ベリ・ワクフ博物館、トカト・メヴレヴィハーネシ・ワクフ博物館。
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( 翻訳者:藤巻晋也 )
( 記事ID:12397 )