ギュル大統領:アタテュルクはいつの時代においても偉大なリーダ
2007年11月10日付 Radikal 紙
今日は偉大なる指導者、アタテュルクの69回目の命日である。今日、11ヶ月で1200万人が訪れたアタテュルク廟での式典とともに、国を挙げての様々なイベントによってアタテュルクは追悼される。11月10日、今日のために出された声明は次の通りである。
■ アブドゥッラー・ギュル大統領
アタテュルクは、その思想、業績、作品、彼が掲げた原理そして革命によって、彼自身の生きた時代を超え、いつの時代においても通用する偉大なリーダーであります。トルコ国民は、アタテュルクの思想から、彼の原理そして革命から力をもらい、前に進んでいくことでしょう。そして国を現代文明として最高の水準へと引き上げることができるでしょう。これは歴史からもたらされたところの我々の責任であり、次の世代に対する私たちの最も大きな義務であります。
■ 参謀本部 ヤシャル・ブユカヌット参謀総長
彼が建国した共和国が今日いくつかの脅威に直面しているとするなら、それは国が彼の原理や革命によって照らされた道から外れ始めたからだと、我々は自覚しなければなりません。新しく確かな原理によってトルコ民族のためにアタテュルクが敷いてくれた近代文明の道を進まず、時代の逆行を切望し、この道から外れることを選んだ者は、果てしない暗闇でのなかで消えていく運命にあります。我々の一体性と体制の根本的価値が、今日いくらかの脅威と(反体制的な)発言に直面しているとするなら、それはアタテュルクの国民主義から外れ始めたのだということを、我々は知るべきです。アタテュルクよ、あなたが「革命の内なる泉」として評価した偉大なる詩人テヴフィク・フィクレトが書いたように、あなたは原理と革命によって「われわれの精神、自負心、認識力を育てるでしょう。我々を堕落させるような何があろうとも。」あなたは我々をそこから遠ざけ、永遠に「われわれが生き続けることの源泉」でありつづけるでしょう。
■ レジェプ・タイイプ・エルドアン首相
これまでもそうであったように、我々はこれからも共和国の諸価値についてあらゆる種類の政治的社会的論争から離れた高い次元におき続けるでしょう。ガーズィー・ムスタファ・ケマル・アタテュルクを永遠に見送った今日という日を、彼の闘争への熱意を追体験し、彼の考えをより深く理解するよう努めて過ごすことが、最もふさわしい追悼であると私は考えます。
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( 翻訳者:杉田直子 )
( 記事ID:12408 )