あの一騒ぎは何だったのか:イランサッカー連盟の選挙が取り消しに
2007年10月11日付 Jam-e Jam 紙

【スポーツ部】全てが初めから。騒ぎもごたごたも候補者登録も、あげく立候補の断念も。サッカー連盟暫定理事会は、同連盟の選挙を取り消し、新たな選挙期日を発表した。

暫定理事会が発行した公報には次のようにあった。「サッカー連盟総会会員の皆様ならびに御関心をお持ちの一般の皆様に謹んで通知申し上げます。本年メフル月23日(西暦2007年10月15日)の選挙に参加資格を有した立候補者のうち12名が、本年メフル月18日(西暦2007年10月10日)までに、本選挙への参加を断念する旨の文書を当暫定委員会に提出してきました。彼らが断念を表明したことで、第一、第二、第三、第四副会長ポストへの有資格候補者が事実上一人も存在しない事態となったため、我々は選挙を取り消す措置を取ることに致しました。

最低でも理事会の7ポストに候補者がいないことは規約第37条及び第38条の主旨に反することとなるため、当理事会は選挙工程のやり直しを宣言し、日程表に沿い、選挙への参加手続きを取られることを全ての志願者に求めます。」

(中略)

このように、サッカー界のトップ不在という呪縛が解けるまでには更に56日待たなくてはならない。勿論、再び全てが取り消しにならなければの話だが。

昨晩、選挙取り消しの報を聞いた後で真っ先に意見表明したのは〔モハンマド・〕アリーアーバーディ〔副大統領兼体育庁長官〕だった。アリーアーバーディーは「選挙の取り消しを遺憾には思わない。私はまたサッカー連盟会長に立候補するつもりだ」と述べた。

Tweet
シェア


現地の新聞はこちら

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:清水悠史 )
( 記事ID:12429 )