PKKから解放されたトルコ軍兵士8名、軍事裁判所から逮捕命令
2007年11月12日付 Yeni Safak 紙

ユクセコヴァでPKKに拘束され、その後、北イラクで民主市民党(DTP)議員に引き渡された8名のトルコ軍兵士が逮捕された。軍事裁判所は逮捕理由として、軍規を乱したこと、命令違反、そして無許可に他国の領土に入ったことを示した。

ユクセコヴァのダウルジャ地域でテロ組織PKKとの間で戦闘が発生し、誘拐された8人の兵士は、出廷を求められたヴァン軍事裁判所により次の理由で逮捕された。「罪状は、軍規をいちじるしく乱したこと、大きな損害を生じた命令違反が繰り返し犯されたことを示す明確な証拠があること、そして無許可に他国の領土に侵入したこと」である。兵士たちは拘束されたまま裁判で裁かれることになる。

■確固たる証拠が見つかった!

アンカラで参謀本部による取り調べの後、ヴァンに送還された8人の兵士は、ヴァン憲兵公安隊司令部の軍検察局に出廷させられた。証言を再度求められた8人の兵士は、「軍規をいちじるしく乱したこと、多大な損害を生じた命令違反を繰り返したこと、そして許可なく他国の領土に侵入した罪」を犯したため、逮捕請求され、軍事裁判所に送還された。

軍事裁判所は8名の兵士の供述をとった後、保釈せずに裁判で裁くという決定をした。逮捕された兵士はヴァン軍事刑務所に送還された。

■罪状を否認

ヴァン弁護士会から任命された弁護士ラマザン・コルクマズ氏は、被告である兵士たちが問題となっている嫌疑を供述の中で否認しており、命令違反をしていないと言っていると述べた。

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( 翻訳者:山本裕一 )
( 記事ID:12431 )