アッバース大統領とギュル大統領の会談、始まる
2007年11月13日付 Yeni Safak 紙
トルコへ公式訪問中のパレスチナ自治政府のマフムード・アッバース大統領は、アブドゥッラー・ギュル大統領によりチャンカヤ大統領公邸での公式式典で迎えられた。
式典では、両国の国歌が演奏され、21発の大砲がならされた。国歌演奏後、マフムード・アッバース大統領は、式典部隊に対しトルコ語で、「Merhaba asker (こんにちは、兵士の皆さん)」と挨拶した。
式典には、トルコ大国民議会のキョクサル・トプタン議長、ベシル・アタライ内務大臣、アリ・ババジャン外務大臣、そしてその他の高官が臨席した。ギュル大統領とアッバース大統領は、その後、チャンカヤの大統領公邸の入口で握手をして、記者達にポーズをとった。両大統領は、短時間、二人で会談する予定だ。
また、ギュル大統領とアッバース大統領を長とする各代表団の会談や、その後の記者会見は、午後、チャンカヤの大統領公邸で行われる予定だ。
両大統領が二人で会談した後、イスラエルのシモン・ペレス大統領とパレスチナのアッバース大統領がアンカラ・フォーラムで一堂に会する。アンカラ・フォーラムは、トルコのイニシアチブで2005年に開始されたもので、パレスチナ・イスラエル間の信頼拡大のための仕組みとなることを目的としている。
トルコ商工会議所連盟(TOBB)、パレスチナ商工農業会議所連盟、イスラエル製造業者連盟が一堂に会するアンカラ・フォーラムのパネル・ディスカッション、調印式典、記者会見は、チャンカヤ大統領公邸で行われる。同フォーラムのパネル・ディスカッション、調印式典、そして記者会見には、ギュル大統領とパレスチナ自治政府のアッバース大統領、そしてイスラエルのペレス大統領も参加する予定だ。
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( 翻訳者:新井仁美 )
( 記事ID:12440 )