ヴァンで開催の民主市民党集会で混乱 -10人が拘束
2007年11月17日付 Yeni Safak 紙

民主市民党(DTP)が行った集会に参加したあるグループが、シュプレヒコールをあげながら行進したことで事件となった。

民主市民党がヴァンで行った集会へ参加したあるグループが、シュプレヒコールをあげて行進したことで、警官が介入した。民主市民党が消防署広場で開催した集会の際に、参加者の一部がテロ組織の首謀者のポスターを開こうとした。警官がポスターの提示を許可せず、この人物を逮捕する一方で、警官と参加者の間に緊張が走った。

集会終了時に、拘束された人たちが解放されないことに反発し、テロ組織的を支持するシュプレヒコールをあげて行進しようとするグループに対し、警官が介入した。そのグループは警官に石を投げつけ攻撃し、わき道に散っていった。デモ行進者たちが投石したときに、新聞記者一名が頭を負傷した。

警察署長メフメト・サーリヒ・ケスメズは、集会の参加者達がシュプレヒコールをあげ、そしてテロ組織の首謀者のポスターを出そうとしたために事件が発生したと説明した。

ケスメズ署長は「第2911条にのっとって民主主義の権利を行使し、集会の名称に『平和』という言葉を付け、『戦争反対』と言っておいて、警察に投石するのです。これをどう思うかは世論の評価にゆだねます」と語った。

またケスメズ署長は「10人が拘束された事件は制圧され管理下におかれた」と述べ、拘束者の数が増える可能性があると語った。

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( 翻訳者:杉田直子 )
( 記事ID:12462 )